Sales Is Dead

もしかすると世間で一番過小評価されている職種はセールスかもしれない。

優秀な営業になるためのスキルとは?

世間一般におけるデキる営業のイメージってなんだろうか。トップセールス、と聞くと、洒落たスーツを着こなした、外向的な、明るい人だろうか。プレゼンをさらりと英語で披露し外国人とその場で握手して契約決めちゃうような、テレビCMで出現しそうなタイプ?


実社会では、必ずしもそういったステレオタイプはあてはまらないことが多いと思う。むしろ、内向的で喋るのが苦手な人でも全く問題ない。トークの得手不得手は、売り上げを作るための必須スキルではないから。むしろペラペラと自社の話やサービスの話ばかりをする営業は今時ウザがられるのではないだろうか。それよりもお客が心を開いて話が出来る、聞き役になれる方が大事だ。

 

外見も、高級スーツを身に纏う必要はない。まぁ、これは業界や会社の社風によって異なるかもしれないが、僕は清潔感があれば襟付きのポロシャツにチノパン程度のスマートカジュアルで全然構わないと思う。むしろお客さんだって営業担当の服装で買う買わないを決める訳にはいかないだろう。

 

それでは、営業パーソンとして成果を上げるには何があったらいいのか。僕が思うのはズバリ、教養と健康、の二つだ。

健康は分かるとして、教養ってなんだって話になると思うが、人の心理や行動に関する知識や理解と、社会や文化、歴史、経済活動などへの理解が備わっていて、さらにそれらを学びながら自分の中でアップデートし続ける状態にあることだ。なんだかスゲー難しく聞こえるかもしれないが、自分のペースで日々そういったものに興味を持って情報収集したり本を読んだり、もしくは誰かとそのテーマに関して会話するのもいい。話す相手がいなければブログやSNS上で公開するのもいいだろう。それが習慣化していけば、いつの間にか教養が備わってくる。一夜漬けで身につくものでも無く、教養を身につけるまでにどれくらい時間がかかるかっていうのもわからない。何々を知っていれば教養が有る、という事でも無いので。。人や経済、文化、歴史といったテーマは日進月歩で、常に新しい発見があり、アップデートされていくものなので、学びには終わりが無いからだ。教養が売り上げと関係あるのか?もちろん、大有りだ。組織の中で意思決定ができるリーダクラスの人々はそれなりの経験や努力を積んできている人が多い。そういった人たちと関係を構築していく上で必ず役に立つ。相手も自分を見込んで仕事を依頼してくれたり、或いは信頼して何かを打ち明けたり任せたりしてくれるだろう。

 

健康については言わずもがなだけど、僕の場合はストレスマネジメントや生産性をあげる為に毎朝ジムに通っている。何かに打ち込んだり、挑戦したり、成し遂げようとしていると、色々な問題や壁にぶつかる。それでもいちいち落ち込んだり意気消沈せず、前向きに取り組んでいける良好な精神状態を保つ上で、運動や睡眠は非常に効果的だ。