Sales Is Dead

もしかすると世間で一番過小評価されている職種はセールスかもしれない。

副業について

最近は副業が流行りだそうだ。本当か?と思ってしまう。何処の誰が、通常の仕事の他にさらに上乗せして別の仕事なんて入れたがるのか?みんなそんなにたくさん働きたいんだろうか。。?いやそんなはずはない。キツイ労働に労働を重ねるという意味ではないはずだ。

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僕なりの解釈としては、ベースの収入を得るための仕事に嫌々ながらも参加して生計をたてつつ、収入の見込みは少ないが、エンジョイしながらやれるプロジェクトを別でやるっていう理解だ。僕はあまり器用な人間ではないので、基本一つの事しか集中できないタチだと思っていた。複数の女性と関係を同時にもつ友人の話とか聞くと、本当にどうやってるんだろうって思う。何か一つのことに打ち込む方が正しいと思って生きてきたが、ここは柔軟に検討してみるのも面白いかもしれない。

 

確かに収入のチャネルを増やし、月々の決まった給与に加え、不定期でも収入を得る方法をいくつか確保しておくことは、単純に全体の収入の水準を上げるよりも利点が無いわけでも無い。一か所からの収入頼ると、金のためにその雇用先の組織に隷属してしまう可能性がある。雇用する側も足元を見てくるかもしれない。仮に一般的には高給と思われるレベルの給料を支給されていても、寝る時間以外は四六時中仕事をしなければいけないような立場に追いやられるかもしれない。時間も金も自分のために使う暇がないなら本末転倒だ。逆に少ない実入りでも、一つの会社組織に頼らずに、複数の収入源から得ていればどうだろうか。精神的にも自由で、自分好みのライフスタイルを貫けるならばそちら方が幸せだろう。

 

営業という仕事をやっていても、大口顧客一社だけで売り上げの大半を稼いでいると、その会社の方針や業績に大きく業績が左右されてしまうから、顧客の立場は強くなる。無理な要求、一方的な意見などを、交渉する余地もなく、我慢して飲まなければいけないこともあるだろう。ところが、小〜中口の複数の顧客に分散して売り上げがあれば、一社が難しい要求をしてきても、断る事ができたり、交渉を有利に運ぶこともできるだろう。そして、売り上げの立つ時期も分散するから、各顧客のスケジュール次第で、年中通して一定の収益を見込めるかもしれない。

 

それと同じような収益構造が、個人にもできたら、それはいいなと。もちろん、管理工数は増えるので、時間配分や結果的に仕事量が膨大になってしまったりなんてことにならないように、新たなスキルが要求されるだろうが。

 

最終的なポイントはやはり自分自身のライフスタイル次第で、収入源が一つだろうが、複数だろうが、それに応じたやり方を選ぶのが本質かな。